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青山みつ

Kari

 神楽坂エリア、納戸町、武士の居住エリアであったので「なんどまち」と読む。つまり、幕府の納戸役(同心)が住んでいたということ。将軍の財産管理をしていた。

 さて、その納戸町で明治7年に、青山みつ、のちのクーデンホーフ・ミツコが生まれている。彼女は、ゲラン社の香水、ミツコ(Mitsouko)の名前の由来ともされている。

 実際のところ、ミツコは、フランス人作家クロード・ファーレルの小説「ラ・バタイユ」のヒロインのミツコから命名されているのだが、小説のミツコの名前は、どこに由来するかというと、クーデンホーフ・ミツコとも考えられる可能性がある。
 つまり、当時のウィーン社交界の華であったクーデンホーフ・ミツコの存在に、クロード・ファーレルが着想を得たのではないかということ。いずれにせよ、真偽曖昧のまま、仮説のなかでいろいろ想像できる話には違いない。

Liz wrote

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婦系図(おんなけいず)

婦系図 (新潮文庫) Book 婦系図 (新潮文庫)

著者:泉 鏡花
販売元:新潮社
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 「切れろ別れろのッて、そんな事は芸者の時に云うものよ。私にや死ねと云つて下さい」なんて科白は原作にはなく、ましてやその科白の場面、「湯島の白梅」といわれるような、主人公がお蔦に向かって別れを告げる描写は無い。それが「婦系図」の原作。

 神楽坂の街案内では、軽子坂を上がりきったところ、本多横丁手前に位置する料亭の「うを徳」付近で「泉鏡花作品、婦系図のお蔦のモデルである桃太郎(本名:すず)に鏡花が出会ったと言われるのがこの界隈で、うを徳は彼の師匠の尾崎紅葉が贔屓にしたそうです」といった説明を聞く。
 街の雰囲気と相まって、芸妓と作家、作品では芸妓と文学士、の話は、映画を見ていなくても小説を読んでいなくても、艶のあるエピソードとして好まれるようだ。だが、具体的に想像できる人は少ないだろう。

 では、この有名な小説を文学史の知識だけにせず、読んでみた。
 びっくりした。断片的に耳にして想像していたものとはまるで違った。メロドラマとは言い難く、むしろ、階級闘争文学のように読める。小説の物語の展開は 二段階構成になっていて、その構造にいささか無理があり、軋みすら感じる。その展開は「もしかしたら韓流?」と首をかしげてもいい。
 その軋みも、余計驚きを強調させたような気がする。若き文学者と元芸者の恋人との悲恋、は修飾的な構成要素でしかなく、主題は、出自を始めとした階級の問題を問うことにあるのではないかと認識したが、百聞は一読にしかず。

Liz wrote

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講談女伊達 2010夏

Orine_kirari

 「講談女伊達」に行ってまいりました。
 若手女流講談師5人によるユニットで、年に2回開催されている講談会です。今回のテーマは「怪談」。牡丹灯籠や四谷怪談を面白く、怖く、もちろん、美しく。
 写真は、神楽坂でも口演を披露する機会の多い、神田織音さん(左)と神田きらりさん(右)。照明の関係で色がとんでしまってますがsweat02、今日は、シャーベット色の絽の色無地をお召になられてました。
 芸人さんの着物は「色無地!」というイメージですが、織音さんによると、話す演目によって、たとえば可愛い乙女の話であれば、小紋にしたりと、着物を変えることもあるそうです。講談師さんは、着物を着る職業婦人(なんだこの表現)、彼女たちの着こなしを見に、寄席に行くのもいいかもしれません。

 ちなみに、神楽坂では、11月2日にふたりの口演がありますよ。

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赤城神社本殿遷座祭

 新しい赤城神社がついに竣工されます。
 そこで、本殿の建て替えの間、仮殿に鎮座していた神様を、新しく建て替えられた、本来の神殿に御還り頂く神事「本殿遷座祭」が、8月22日、神楽坂通り(6丁目、坂上)で執り行われます。<かぐらむら51号より。詳しいことはこちら

 神様のお引っ越しなんて、滅多にないことです。氏子の方、そうでない方、時間ある方、そうでない方、参列できずともこの空気を感じてみてはいかがでしょう。

Kagurazakaoneri_akagi2008

 改築前の赤城神社、2008年3月です。撮影は高久正行さん。

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始動!

Meeting201007

 7月下旬の打ち合わせ初回の風景です。(場所はココットカフェです)

 今年は、10月23日(土)に開催致します。
 会場は、毘沙門天書院および境内です。
(地図)

 内容は・・・

・展示即売会
(今回は、和モダンな雑貨を作る女性作家の参加が多そうです)
・着物でお得な神楽坂スタンプラリーも計画中
・茶店
(会場となる毘沙門天境内には、もちろん休憩処もあります)

詳細は決定次第、続々とこちらのブログで案内して参ります。

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