神樂阪の半襟

神楽坂オリジナル半襟があるのではありません。
(もしかしたら、知らないだけであるのかな・・)

青空文庫を見ていたら、このような作品を見つけました。

水野仙子 作 『神樂阪の半襟』

(HTML版URL)(作家について wikipedia

この作品は1913年の発表ですから、大正の始めですね。
今も変わらぬ男女の機微のが描かれた小品ですが、その後景に、飯田橋・神楽坂界隈の賑わいの様子がありますし、半襟1つのなかにも、お洒落と家計の問題を見ることができます。

短い作品ですので、お時間ありますときに、旧かなづかいではありますが、是非読んでみて下さい。「黒地に赤糸で麻の葉を総柄にした半襟」が登場しますよ。

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月刊 アレコレ

Arecole1

 「月刊アレコレ」が届きました。バックナンバーを1冊頼んだだけでしたが、最新号もプレゼントして頂きました♪
 私は、この雑誌のことをNY在住の着物スタイリストのHiroさんのブログで知るまで、すみません、その存在に気付きませんでした。。。読んでみますと、32ページ(バックナンバーは24ページ)の限られたページ数に、着物の現在形、そして、現在を作った歴史、がギュッと詰められた愛らしい雑誌でした。

Arecole2  着物女子(男子も)のココロを掴む、エッセイスト兼イラストレーターのきくちいまさんの連載や、私がこの雑誌を知るキッカケになったHiroさんのような方、着物に仕事や趣味の形で関わる人の物語。ココロだけではなく、アタマにも響く、江戸小紋や家紋の解説、季節折々の日本の伝統色の知識の記事。その他、誂え直しの話など、着物好きは、1ページ1ページ、じっくり楽しめる、読み込める構成になっています。

 月刊、ということを考えると、実に大変なシゴトです。
 arecoleは、現在1冊400円。購読方法は、取扱店舗の店頭を訪ねるか、定期購読のいずれかになります。

Arecole3  とても、個人的な意見になりますが、広告をとって、フリーマガジンになると良いのではないかと思いました。無論、広告とは思えないディレクションで、ですが。
 まぁ、こんな世の中ですので、それは大変難しいことでしょうが、これまでの儀礼的ではなく遊び用途での着物着用者が増えて、その姿を目にする機会が多くなってきた昨今、着物のフリーマガジンがあると素敵だなと思ってしまいます。

 フリーマガジン云々はともかく、arecole、是非、読んでみて下さいね。
 WEBは便利ですが、雑誌としてデザインされた情報はまた別です。それになんといっても、着物の月刊雑誌!毎月、着物への熱がバージョンアップされ、疑問も解決していきますよ~。

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帯ができた。

Obishiagari

 こんな立派な箱に入って届きました。唐織の袋帯とか出てくるとしっくりするような御箱です。本当は、なんというのでしょうか、帯をまとめる紙テープ(稚拙な表現だな、おい)でまとめられていたのですが、興奮してすぐに取り去ってしまった後の撮影なので、こんな調子です。 はっはっはっsweat02

 京都、西陣のおくの工芸さんで仕立てて頂きました。私は楽天を度々利用しているので、こちらの楽天店から依頼。

Komon1  元々は、右のようなアンティーク小紋でした。スズランの葉がカラフルに散り、金銀で花が表現されています。
 無論、着るつもりでしたよ。でもね、残念なことに、裄が1寸ほど、ネットでの表示と違っていたのです。1cmならともかく、1寸って何!?計測方法をお店に聞いたら、私と変わらない平置き、計測したメモの読み間違いの転記誤りか?とぶつぶつ思っても仕方なく。
 この派手な柄行をなるべく着尺の面積で着たかったため、今度は羽織にすることを考えました。が!私の希望寸法には至らず、とりあえず、解いて洗い張りをしてもらいました。アンティークなので、短めでもよいのかもしれませんが、私は短いことに抵抗があるため、解いてしまったのです。このまま袷として譲るなりした方が、無駄なお金はかからなかったのかなど、ぐだぐだ考えてしまいましたが・・・。
 解いて頂いた和裁士さんに「帯にしたら素敵ですよ」と言われたものの、広い面積で見る(見せたい)思いに囚われていた私は「そうかな?」と疑問に思うだけで、そこに光明を見出すことは、その時点では、ありませんでした。

 しかし、いつまでも「ほどき」のままにして置くことにも耐えられず、かといって、着物リメイクでコートやスカート、洋装にすると柄が死んでしまいそうだし、ということで、かなりの覚悟で帯に仕立て直すことに決めました。

 そう、消極的な選択肢でした。

 が、届いてみたら、素晴らしいではないですか!

Obi2 Obi3  手持ちの着物、ほとんどに合う!色数が多いので、当然といえば当然なのですが、単に色数が多いだけでは成し得ないバランス、なんて、賢い帯なんでしょうと感動。写真のような、くどくどしい小紋をスッキリさせてしまう、クレバーさ。(自画自賛?)
 裄が合わない着物を買ってしまっただの、解いて余計なお金がかかっただの、かなり後ろ向きだったのですが、「いや、これは良い、この瞬間のために時間と金がかかったのだ」と、これまでの自分の考えを全否定しました。いやー、いい帯だ!!
 まだ締めていないので、使い勝手はわかりませんが、とりあえず、大満足up

 着物は、一見総柄小紋なのですが、若干ながら葉の出方が違うのです。そのため、太鼓はもちろん、前と手先も、柄出しについて、画像を送り細かく指定させて頂きました。
 おくの工芸さんとは、その後もメールで打ち合わせを致しました。仕上がり後も締め具合などの調整をして頂けるとのことです。値段は、接ぎの数にもよるそうですが、今回は、帯芯代含めて、1万円ちょっとですみました。 
 私は、全通で帯裏も同じ生地にしましたが、六通であれば、生地は少なくてすみます。お気に入りの布を帯にするのもよし、私のように、困った布を生き返らせるもよし、自分だけの帯を手に入れることは、意外に簡単なことのようですよ。

Liz wrote

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